龍乃一味のカオスな学園生活

「生徒会室を覗いていたとなると…」

生徒会では怖い人の一人、風紀委員の刹那がギロリと豆太郎を睨む。

「よもや貴様、生徒会に叛旗を翻す反対勢力の斥候ではあるまいな…?」

「ひぃいいぃいぃぃぃっ!」

何この人怖い。

人間なのに妖怪より怖いってドユコト?

豆太郎がそう思っていたら。

「あら、あんた妖怪ね?隠してても弱い妖力を感じるわよ?」

亜鳥が豆太郎の妖力に気付く。

「その感じだと変化程度しかできない妖怪みたいだけど、そんな力程度で…」

鋭い眼光で射抜く亜鳥。

「この亜鳥様の在籍する生徒会に、何をしでかすつもりだったのかしら…?」

「ぴゃあぁぁあぁあっ」

どうしてこうなった。