今日からはまたいつものサバイバル。

食べ物は自分で確保し、お小遣いはやりくりして一ヶ月もたせる。

そんな日々が始まったのだ。

「えぇえぇぇぇ…やだよお…ずっとお正月がいいよぅ…」

ソファのクッション抱えて、床を転げ回る龍乃。

誰かコイツ何とかしろ。

が、駄々を捏ねてもどうにもなりはしない。

起きてすぐに騒ぎ出す、燃費の悪い腹の虫が龍乃を苦しめる。

何か食べなければ。