「マジやべーからコレ」
その年の秋。
天神学園高等部、その生徒会室で、一人の男子生徒が頭を抱えて呟いた。
高等部の生徒副会長。
どうせここだけの登場なので名前はない。
その副会長の目の前。
机の上には、数多くの投票用紙がある。
書かれているのは、8割から9割が同じ名前。
副会長はぼやく。
「もーやだぁ、これどーすんのぉ?だからヤダって言ったじゃあん、みんな絶対大丈夫とか言ってたけどさあ、ここ天神学園だからあ、面白かったら無茶やる人達ばかりだからあ、こういうリスクも考えて、危ない事はしないでおこうって言ったじゃあん、なのに絶対大丈夫って言うからさあ、だから不安だったけどやってみたのにさあ、落選したじゃあんっ、殆ど俺に票入ってないじゃあん、ほらあ、ほらあっ!」
その年の秋。
天神学園高等部、その生徒会室で、一人の男子生徒が頭を抱えて呟いた。
高等部の生徒副会長。
どうせここだけの登場なので名前はない。
その副会長の目の前。
机の上には、数多くの投票用紙がある。
書かれているのは、8割から9割が同じ名前。
副会長はぼやく。
「もーやだぁ、これどーすんのぉ?だからヤダって言ったじゃあん、みんな絶対大丈夫とか言ってたけどさあ、ここ天神学園だからあ、面白かったら無茶やる人達ばかりだからあ、こういうリスクも考えて、危ない事はしないでおこうって言ったじゃあん、なのに絶対大丈夫って言うからさあ、だから不安だったけどやってみたのにさあ、落選したじゃあんっ、殆ど俺に票入ってないじゃあん、ほらあ、ほらあっ!」


