「ま、まぁええっ!」

ビビった姿を隠すように、外道は胸を張る。

「お前らなんか、いつでも始末できるけぇのっ!今はクリスマステロを妨害して、お前らの泣きっ面でも拝ましてもらうかのっ!」

腰布のみの寒そうな格好で、腹の贅肉をタプタプ揺らして屋上を降りていく外道。

「ちなみにクリスマステロを最初に発案したのはわしじゃけぇのっ!わしの許可なしにあのイベントはできんど!よぅ覚えとけ!」

「「「……」」」

まさに外道。