「……」
既に食卓に着き、正座して待っている刹那、まことに遺憾。
ええもうそりゃあ遺憾。
何が遺憾って。
「お嬢様」
「だって暑いんだもん、お風呂上がりで火照っちゃってさあ」
刹那が駄目出しする前に、琥珀は唇を尖らせる。
「かといってお嬢様、嫁入り前の娘がそのようなお姿でウロウロなさるのは…」
言いかける刹那に。
「刹那が琥珀を嫁にもらってくれるなら問題ないよ?」
隻眼の宗主・琴月 孔雀がサラリと言ってのける。
「そりゃいい、そうしよう(ぽややん)」
相槌を打つ久遠は、絶対何も考えていないに違いない、きっとそうだ。
「な、何を言っておられるのですか御二方!」
慌てふためく刹那だが。
「えー刹那君、姑さんみたいに口煩いからやー、嫌ーい」
刹那、二秒で琥珀にフラれる。
何この敗北感。
既に食卓に着き、正座して待っている刹那、まことに遺憾。
ええもうそりゃあ遺憾。
何が遺憾って。
「お嬢様」
「だって暑いんだもん、お風呂上がりで火照っちゃってさあ」
刹那が駄目出しする前に、琥珀は唇を尖らせる。
「かといってお嬢様、嫁入り前の娘がそのようなお姿でウロウロなさるのは…」
言いかける刹那に。
「刹那が琥珀を嫁にもらってくれるなら問題ないよ?」
隻眼の宗主・琴月 孔雀がサラリと言ってのける。
「そりゃいい、そうしよう(ぽややん)」
相槌を打つ久遠は、絶対何も考えていないに違いない、きっとそうだ。
「な、何を言っておられるのですか御二方!」
慌てふためく刹那だが。
「えー刹那君、姑さんみたいに口煩いからやー、嫌ーい」
刹那、二秒で琥珀にフラれる。
何この敗北感。


