「…あたりまえ。」 そういって微笑んだ李斗の顔に悩殺されてしまったことは内緒だ。 いつもは平気なのに、繋いだ手がこんなに寒いのに少し汗ばんだことも 李斗の家にいく途中、ずっと李斗と目が合わせられなかったことも 鼓動がいつもの2倍の速度で動いてたことも 打ち明けるのは、李斗の家についてからにしよう。 fin.