私の視線の先には、 日向くんと… 私の知らない女の子。 仲良さそうに 寄り添って歩く2人に、 なぜか視線が反らせなかった。 ただ、 呆然と2人を見てるだけ… 『ずっと、好きだった』 ふと頭の中で響く 昔の日向くんの声… そっか…、 もう私じゃなく 他に大切な人が出来たんだ。 そう、だよね。 もう3年半も月日は流れたんだから…