そこで香奈はー朝になっても起きてこない香奈を親は心配した。昨日のこともあってふて寝しているのかもしれない。
「香奈、起きてる?学校に行く時間よ」
ドアをノックして母親は言った。返事はない。
「開けるわよ」
ドアを開けた母親はその場に倒れ込んだ。
「な、なにしてるの・・・・・・。何してるのぉぉぉ」
母親は金切り声をあげて叫んだ。
父親も叫び声を聴いて香奈の部屋の前に来た。ただ呆然と立ちすくむことしかできなかった。
そこには自分の手にスマホを縫い付けている香奈がいた。
「絶対手放さない」
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