青い鳥



「何であんたがここに…」

いつの間にか碧斗達は俺の側までやってきていた


ピクッ

「……」


先ほどまで安堵していたが義人の声を聞いた途端


河神 真紘の雰囲気が一変


俺達を強く睨んできた


「………帰りが遅かった」


なるほど
2人を心配して迎えに来たのか


そして
ついた途端にVorusheのリーダーが内原にナイフを振り上げている瞬間だった


「…ないの」


今なんて


「…あなた達は2人を守るためにいるしゃないの」

「…そうだよ」


そう晃汰が答えた


「その結果がこれ?逆に危険を増やしているだけじゃない」


ピクッ──


もっともだ

俺達は2人を守るために側に居させてるのに逆に危険を増やしてる


「自分達が居れば狙われないとでも思っていたわけ」


俺達は一切反論が出来ない


それは誰しもが河神 真紘が正しいことを分かっていたからだ


そして
その言葉は何よりも重く突き刺さる


「そんな甘い覚悟で2人に近くな」


そう言って河神 真紘は帰っていった