今日のように遊びに誘われるのは1度や2度の話ではなかった。



...っていうか、この頃はやたらと毎日遊びに誘われる。



学校でもコイツの馬鹿に疲れているのに、放課後もとか...



私を殺す気ですか。



あ、もしかして、それが目的ですか。



殺すぞ、ごら。



「あーいーりーちゃぁん!」



ドンッ!



「ぐふっ...!?」



本日2度目の苦痛の声、キタコレ。



後ろから来た衝撃が強すぎて、私は前に倒れる。



「ウォッ !?」



...そして、ちょうど前にいた裕馬の腕の中に飛び込んだ私は、裕馬と一緒に床に倒れこんだ。