千里side







キーンコーンカーンコーン



「やっと午前終わったー!」





私は大きく伸びをしながら言う





「だねー。
私、緊張しすぎて授業どころじゃなかった」





陽菜さん…




それ、私は修斗君の事が好きですって言ってるようなもんですよ?






あ、そうだ!!





「そうなんですかぁ、陽菜さんは、隣の席の人が気になってるんですかぁー。
いやぁー、おめでたいですねー。」