晴れ時々@先生の妹【第2巻】






――そういえば、先生、今日帰るのが少し遅くなるかもって言ってたよね。






何時頃に帰ってくるのかな?





先生いないと、この部屋がいつもよりもだだっ広く感じる。





寝室のベッドの上に学校の鞄をボーンっと投げる。





鼻歌を歌いながら制服から楽な普段着に着替える。






中村先生の顔が思い浮かんだ。





「お腹が空いたら、冷蔵庫の中に入っている物を適当に食べてもいいぞ」って言われたけれど、今はお腹が空いているよりも、喉が渇いている。






冷蔵庫の扉を開けると缶ビールがずらりとたくさん並んで入っている。







美味しそうなジュース入ってないのっ~~?






私は、未成年だからまだお酒が飲めないよ。