晴れ時々@先生の妹【第2巻】


「じゃあ、イギリスに行ったら、その鳥を探すね」


「ああ」


「私を直ぐに、見つけてね……」


「あ、そうだ。二戸、明日の朝御飯は何がいい?」


そう呼びかけるも、返事がかえってこない。


側から二戸の気持ち良さそうな小さな寝息が聞こえてきた。