晴れ時々@先生の妹【第2巻】


──中村先生?


私、本当はね。


もし、生まれ変わったら、また私と一緒にいたいのか、それを聞きたかったんだけどなぁ……。

私は、ずっと、中村先生の側にいたいよ。


先生が作ってくれた晩御飯、いつも美味しいけれど、今日は特に凄く美味しかった。


「ご馳走さまでした」


二戸 梨杏が静かに手を合わせる。