中村先生と二人きりなんて危険すぎる! レッドカードを100枚出すよ。 いや、もっとかも……。 『えっ、まじで!本当に本当に本当に……!?』 『二戸。んな、わけがないだろう?冗談だよ、冗談。……わるかったよ』 俺は自分の相部屋は校長先生だと説明をした。 しかし、その後の二戸の高速猫パンチは甘くなかった。 『痛っい、いてっ、……もお、やめろって!』 『先生の嘘つきーー!!』 ──そんなに、怒るなよ、二戸。