みんなあの子に恋してる

「いってきます」
お母さんが言ったとおり傘を持って家を出た。

朝は日がさしていて、雨が降るとは思えないぐらいの快晴だった。

「うわw朝からアイツみるとか最悪」
後ろから声がした。
振り向くと昨日バケツの水をかけてきた奴がこっちをみて笑っていた。
生憎、家が近かったため朝は絶対というほど会ってしまう。
私はずっと黙って下を向いたまま学校までの道を歩き続けた。