続♡プリンセス☆ロード




「紗南、明日、俺に付き合え」

「え?どこに?」

「…いいから」




レンにそう言われ次の日、私はレンにつれられルネス王国のはずれの村にやってきた。
小さな集落でできたその村は、村人の笑顔に溢れた穏やかな村。





「ここになにがあるの?」

「あそこ」




レンが指差した先には、土にまみれ笑顔を溢れさせているユキちゃんの姿。
とても生き生きとしていて、楽しそうだ。





「ユキちゃん!」




私が思わず叫び呼ぶと、その声に反応したユキちゃんが辺りを見渡し私を見つける。
ユキちゃんは、驚いた表情を見せ、私のもとに駆け寄った。



「王妃さま!」

「ユキちゃん、ここにいたのね」




あれ以来、ユキちゃんがどうなったのか私は怖くて聞けなかった。
あんなことをしでかしたとはいえ、ユキちゃんはまだ子供。
レンが処罰を下すとは思えなかったけど、不安だった。





「ユキは、この村の子のない夫婦に引き取られたんだ」

「はい…。王様の計らいで…。王妃さま、本当にすみませんでした」




あんなにも憎しみを粟原にしていたユキちゃんの姿に、私は驚きを隠せない。