―死ぬはずない?どうして?信じたくないの?自分のせいで、死なせてしまったこと ドクンッ ―ウソじゃないよ、だって、俺。確認しに行ったからね、君の髪を持って。でも、意味なかったんだ。だから持って帰ってきたよ、ほら ドクンッ ドクンッ ―だからね、もう城に戻ってもレンはいないんだよ。君の大好きなレンは ―なにもかも、忘れてしまえばいいよ 涙が、一筋溢れた。 思い出した。 全部…。 そうだ、私‥‥‥‥。