『初めまして。代役を務めさせて頂きます。成瀬優華です。』 あの後、國府田蓮二も合流して スタイリストさんとメイクアップアーティストさんに挨拶にいった。 お二人とも、素材がいいから腕の見せどころって笑顔で迎えてくれてほっとした。 「俺に想われてる帰国子女って話らしいけど、英語は話せるの?」 國府田蓮二は茶化すように言ってくる。 『はい、一応。高校の時に国際学科だったので留学も行ってました。』 「うわあ本物の帰国子女なんだ!」 いつの間にか隣にいたJUNさんも会話に入ってくる。