なんであたしだったら大丈夫なのか未だに理解できない。 アタフタしてると、左から声がかかった。 「初めまして優華さん。ダイヴのJUNです。」 …あ!人気アイドルグループのJUNさん。 やっぱり目の前でみるのは輝きが違う。 『は、初めまして。』 「さすがレンが連れて来ただけあるよね。本当に美人さん。」 フワリと笑うJUNさんに見惚れそう。 「あんまJUNに惚れんなよ。痛い目みるから。」 ボーっとしてると、右から低い声が響いた。