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『…無理!!!!!!!』
あの後、静かな車内で
呼び出しの理由を説明された。
説明後、あたしの声が大きく響いたけど…
今は、その説明が終わってすぐに腕を掴まれ何故か…
右隣には國府田蓮二
左隣には人気アイドルも務めるJun君
あたしの真正面にはニコニコと笑うダンディな監督。
そして監督の右隣には、國府田蓮二のマネージャー。
《いや~綺麗な女性だね。この子なら代役に大抜擢だよ。》
現場に着いた時はピリピリしていたのに、今はさっきのが嘘みたいに穏やかな空気が流れてる。
もうこれは断れる雰囲気とかじゃない…;
―――――――…遡る事、数分前。