「部屋番は?」 あ、そっか。 さすがに一緒に入るのはマズイもんね。 それに付き合ってる訳でもないし。 『19階の1903号室です。』 「了解。…車停めたら行く。」 あたしが降りたのを確認すると車はブーンと奥へ消えた。 …さ、早く仕度しなきゃ。