しばらく車を走らせて止まった場所は




今、人気のファッションブランドが立ち並ぶ高級ビル。






…ここのブランドとてもじゃないけどバイト代では服一着くらいしか買えない。







…今日は、諦めよう。





國府田蓮二は何か買うものあるのかな?






車を降りて三歩後ろらへんを歩くあたし。





『どこ行くんですか?』




「ああ、俺の行きつけの店。」




そういってスタスタ歩く姿でさえオーラが隠しきれてない。