〔…はい。…わかりました。〕
蓮二さんが電話をしてる間、ベッドから抜け出し学校を行く準備を始めた。
今日もメイク合わせ10分で終わった。
リビングに戻ると、まだ眠そうな顔でソファに座ってる姿が視界に入って来た。
「………学校?」
『はい。10時から今日は講義があるんです。』
「………ふーん。」
朝は芸能人でも普通の人なんだなって笑いが零れそうになるのを堪えコーヒーを2人分淹れた。
『はい。コーヒーどうぞ。』
「…ありがと。」
今日は、PC使うし髪の毛まとめてないとやっぱり邪魔かな…
あたしは家を出る時間が刻々と過ぎてるから慌てて洗面所に向かいお団子を作った。
再びリビングに戻れば蓮二さんが
「…学校まで送る。」
って言いだして断っても断ってもきかないから
言葉に甘えた。
「先、行って車回しとく。」
『あ、はい。』
一足先に出ていった蓮二さんを追うようにあたしも急いで荷物を持ち家を出た。
