Black World

私には、反対する理由が見つからない。


流花は、どう思っているのだろう。


流花の意見が知りたくて、私は様子を伺う。


「その前に、どうして分裂してるの?黒虎は」


そう言えば、さっき璃雄がそんなことを言っていた。


「間宮がトップだからこそ、今の黒虎は成り立ってる。その間宮が抜けるって噂が本当だとすれば、丹藤派と飯島派がピリピリしてる理由(ワケ)にも納得がいく。アイツら、お互いの下につく気はないからな」


璃雄はニヤリと、愉しそうに口元を上げる。


「な?壊すなら、今だろ?」


流花と顔を見合わせ、お互いの意図を読み取る。

そんな私たちの様子を見て


「決まりだな」


そう、璃雄は口にした。