Black World

「呆れた。最後の手段って言ったじゃん」

「最後の手段?」


その手段がわからず口にすれば、春馬が答える。


「暴走族だ。それなりに法に触れることだって、当たり前のようにしてる。だから、その情報を使って味方に付けた」


この世界では、情報は大きな武器。


万が一に備え、どのチームの情報もそれなりに集めていた。


まさか、あれを使う日が来るとは。


それを聞いて、素直に納得した。


「で、どうする?」


好きなだけ勝手に突っ走った癖に、璃雄は私たちに意見を求める。