Black World

「それで2人は、隠れて何処まで動いたわけ?」


痴話喧嘩が始まりそうな2人のやり取りを止め、流花は尋ねる。


「とりあえず黒虎と黒龍以外は、俺らに付く」


黒虎と黒龍以外。って。


他に、どれだけのチームがあると思ってるの?


20近いチームを、味方に付けたって言うの?


でも、どうやって?


それに彼らが裏切らないって保証はないでしょ?


「味方に付いた。って、裏切るかもしれない。信用できるの?」

「絢瀬の言う通りよ!」


流花も私と同意見らしい。


「まさか?!あの情報を使ったわけじゃないよね?」

「じゃなきゃ、どうやって動かすんだよ」


当たり前だ。とでも言うように、璃雄は口にした。