Black World

「お前がそういう顔する時、大抵ロクなことしねぇんだよなぁ」


そう璃雄と対照的に、春馬は心底嫌な顔をする。


「でも、愉しいぜ。きっと」

「流花。璃雄が余計こと口にする前に、止めろ。お前の男、イカれてる」


呆れたように春馬は促すが、流花は理解ができずに困惑した顔をする。


「奴らを相手にするなら、うちがアイツを貰う」


そう勝手に話を話を進める璃雄に、春馬は盛大なため息を漏らす。


「アイツは黒虎でも、黒龍でもねぇんだろ?」


アイツ?


って、誰のこと?


「知ってて聞くな」

「確認だよ。まぁ、アイツは絶対にうちに力を貸す」


そう言うと、璃雄は私のことをチラッと見る。