Black World

こんなことになって、初めて来陽の存在の大きさに気付くなんてね。


バカだね、私。


あんなに一緒に居たはずなのに、、、


いつだって、来陽は真っ直ぐ想いを伝えてくれていたのに、、、


1度だって、私はちゃんと言えてない。


来陽、好き。大好き。


お願い、生きてて、、、


「来陽、目が覚めたって?」


廊下から、そんな声が聞こえてくる。


来陽?


私は付けられたいた点滴を無理矢理外し、ベットから起き上がる。


ドアを開け、廊下の様子を伺う。


ガラの悪そうな男たちが、慌てたように走り去って行く。


そして遠くから、嬉しそうな声も聞こえて来る。


ガラの悪そうな男たちと、さっき聞こえて来た声。