もー、神様!









何か、私、今、飛び跳ねたいの

すっっっごい我慢しゆう。










ニヤニヤしたいのも我慢しゆう。










翔「家まで送ろっか?」









まだ、バイバイしたくないけど

瀬戸くん家は小学校的には

多分、真逆やろーし

1人で帰るかっ。










海「ううん。大丈夫!
まだ、明るいし」










翔「そっか。了解!
本当に今日、ありがとっ」










誕生日プレゼント渡せ!私!









海「瀬戸くん!」









翔「ん?どした?」









カバンからラッピングされた

ヒヨコの誕プレとは別の

瀬戸くんへの誕生日プレゼント。









翔「ん?それ、誰の?」









海「だいぶ、遅くなってもーたけど
瀬戸 翔太への誕生日プレゼント」









翔「嘘!?いつの間に買ったが?」









海「瀬戸くんがトイレ行ってる時。
買う物は決まっちょったき。
サッサッと!俊敏に!」










翔「全然、気づかんかったし...」