あれから、ほとんど

喋らずに今日の学校が終わった。















風菜と七瀬が

私の両脇の椅子に座った。













七「海々...ゴメンで」











海「え?」









七「ウチらがあんなん言ってから
海々、ぎこちなかったし」










風「ほんとにゴメン!」











2人がほんとに

申し訳なさそうに謝ってきた。










海「2人の性やなくてっ
私が好きになりたくないなって」











風「え、何かアイツにされた?」










海「されてないけど
今はまだ恋したくないなって。
そんなん思いよったら
話しずらくなってもーただけ」













風「透馬のことがあったき?」










海「好きになったって
自分にとってのゴール分からんし
何したいかも分からんし」











七「海々、ウチなら
海々のこと彼女にするー」










七瀬が抱きついてきた。









海「おっ、ありがとー」