海「ねっむぃ...」
欠伸を手で隠したり
しなくなったのはいつからだろう?
多少の寝癖なら大丈夫だろう。と
思うようになったのはいつからだろう?
1日なら風呂に入らなくてもいい。と
面倒に感じたのはいつからだろう?
...ふとそんなことを考えながら
もう、遅刻だし。と
急ぐわけでもなく
いつも通りな様子で登校。
寝坊だ。
七瀬や風菜には
先に行くよう連絡しといた。
階段をのぼっていると
後ろからしていた足音が
真横で同じ歩幅で歩いている。
隣を見ると
翔「おはよ!」
海「おはよ...」
瀬戸くんだった。