走って行こうか考えた自分もいた。そのとき、とおくからおれの白馬の王子様ことバスが現れたのだ、俺は感謝しきれないおかしな感情を抱いていた。
俺はこの日のためにがんばってきたとかもしれない。そんなバカな考えが頭の中をよぎる。
笑顔でバスに乗り込もうした…が現実は甘くはなかった。
「おいおい…俺の王子様は浮気者なのかよ…」