もうほんとなんなのよぉ…



誰でもいいから助けて。

あっ、この際犯罪者でもいいよ!とにかく1秒でも早く助けて!足が死にそう!!



まさか、そう願ってしまったばかりにあんな事が起きるなんて…



「こんのやろぉ…ッ」

「お、おい。アレなんだよ?」

「あぁ?……なんだありゃ?」




え、なになに?


男達につられて上を見上げた。




ん〜…なんだろ、なんか光ってる?


よく分からない飛行物体がだんだんこっちへと近付いてきていた。




「………近付いて?」



瞬間。





ドオォォォォォォォン!!!