2人は病院近くのカフェに
「今日は本当にありがとうございました」
「いえ・・・それより私に何か話したいことがあるんじゃないんですか?」
「そうですね・・・最近雪さんが部屋にひきこもっていると聞いたので」
「でも、それは日村君には関係のないことですよね?」
「それは・・・」
来た時からそうだが雪の感じが変わっているなんと言うか人を寄せ付けない風な
「わたしはなにをするにも人に迷惑をかけてしまう、だったらなにもしなければいいただそれだけのことです」
「雪さんはそれでいいんですか?」
「いいもなにも、仕方ないじゃないですか」
「これからずっとそうやってすごしていくんですか?」
「だから仕方な・・・」
「仕方なくなんかない!」
「え?」
「人に迷惑をかける?そんなのみんな同じでしょう、誰かに迷惑をかけない人なんていないわけがない」
「それは・・・」
「僕は雪さんと一緒にいて迷惑だなんて感じたことなんて一度もないです、いつも雪さんのおかげで楽しかったんですよ」
「それはわたしだって・・・」
雪がこらえていたのか涙が

