「はあ、はあ、」
学校から急いで帰ってきてベットに倒れこむ私
「裕也はあの子からチョコもらったのかな・・・」
そういう目線の先には裕也に渡すはずだったチョコがあって
「なんでここにあるのよ馬鹿・・・」
意味もなくチョコに八つ当たりしたりして
「やっぱり今日渡したかった・・・」
また涙がこみあげてきてその涙がこぼれないように枕に顔を埋めて、そのまま寝てしまった。
「雪!雪!起きなさい」
「うーん、なに?どうしたの?」
「今すぐ玄関にいきなさい!」
「え?玄関?」
わけもわからないままお母さんに言われるままに玄関に向かうと・・・
「よ!雪!」
「え!裕也!どうして?」
そこには学校から制服のまま来てくれた裕也が立っていた

