鈴「ちょーっと聞いていいかな間宮君？ …なんでこうなった。」
翼「お前に逃げられない様にするためですけどなにか？」
鈴「だからなんで‼︎」

事の発端は今日の朝にさかのぼります。
朝。いつもどうり心友の森田梓(モリタアズサ)と登校していました。
ここまでは良かったんです、たぶん。
次、次の行動が悪かったんです。
翼「おーう。おはよう。」
鈴「あ、間宮。おはよう。」
梓「おはよう、間宮。」
翼「あのさ、安藤。ちょっと話があるから…放課後教室来てくんない？」
鈴「私？別にいいよ。あ、でもさ間宮は部活でしょ？」
間宮はバスケ部のリーダー的存在。
休んだら部長の門田先輩にコロサレルかな、と思ったりして聞いてみる。
翼「え…？ああ、いいのいいの。部長に言っといたし。だから…来てな？」
鈴「はぁい、わかった。」
これです。
絶対コレが悪かったんです。
あの時断っていればこうはならなかったのに…
それで放課後。
鈴「間宮ー？話ってなに」
なにのにを言うか言わないかのタイミングで壁ドンされました…
か弱い乙女になんたる力技をするんだこの男は。
それで今に至るという訳です。