BBB ~ 変人たちの集まり ~ 【完】


~ 七瀬 視点 ~


私は、みんなが仕事に行っている間お留守番をすることになった。

だけど、つまんないし、一人でいてもなんか寂しいから、出掛けることにしていた。


久しぶりに、ショッピングしたり…

人気の飲食店に行ったり色んなことをして楽しんでいた。


だけど、やっぱり…

翔ちゃんに会いたい衝動にかられて、翔ちゃんに似たような人を誘ったりしていた。


そんな一週間経ったとき、いつものようにオシャレな店で一人で飲んでいたら…

男の人が声をかけてきた。


うわっ、イケメン~


私は、そのまま男の人と飲むことにした。


「それでねぇ~、私には翔ちゃんっていうバカっぽいけど、すっごくカッコイイ好きな男がいるの~」


「そうなんだ。

お姉さんみたいな綺麗な人でも片思いとかするんだ~


でも、その男の人がいなくてよかったよ。

だって、お姉さんみたいな綺麗な人に俺は出逢えたんだから。」


私は、いつもより多く酒を飲んでいてべろべろに酔っていた。

男の人は、私を酔わそうとしているのか、どんどん酒を飲ませてくる。


最初の方は、断っていたけど…

飲ませるのが上手いのか、いつの間にか何杯も飲んでしまっていた。