「今回のターゲットより…

違う人を調べた方がいいですね…」


南さんは、私の意見に賛成した。

だが、暁くんは嫌だ嫌だと言ってきている


「…僕、もうあの人に会いたくないっ!

絶対に変な目で見られるっ!」


暁くんは、人の話を聞いていたのだろうか…?


「その保険医は、暁くん以上に強いかもしれないんですよ?

それを私たちが敵うと思いますか?」


「イヤだ、イヤだぁっ!

もう、誤解されたくないっ!」


これは、駄目ですね…

仕方ない、私が調べるしか…


「俺が調べてみるわ。すまないけど…

お前らでターゲットの名取くん調べて。」


私が考えてたことを先に言われてしまった


「無茶です。私に任せてください。」


「いや、俺の方がいいと思う。

名取くんをだしに俺が保険医を調べてみるよ。


名取くんの担任だから、話せると思うし。

それに、俺って…新米だから?」


慣れてないとかで色々探れんだろ…と南さんは、笑いながら言ってきた。


無茶すぎる…

南さんで敵う相手じゃないかもしれないのに…


でも、南さんは私の意見は聞かないでしょうね…


「分かりました。こっちは我々でなんとかやってみます。

無茶は、しないでください。
何かあったら、すぐに言ってくださいね」


「おう!」


南さんで本当に大丈夫だろうか…

一応、あの変人に連絡しとくか…