「いやいや、マジな話な…
お前みたいなヤツ、この学校じゃ食われるぞ?
顔が整ってるヤツは、周りから狙われる。
これ、覚えておけよ?」
「顔が整ってるヤツ…?
それに、この学校じゃ食われるって、どういうこと…?」
やっぱり、この学校は何かある…?
「あぁ、やっぱり分かんないか…
男子校って、女がいないだろ?
だから、男を相手に恋愛やヤる奴等もいるんだよ。
んで、お前なんかは顔がいい。
だから、お前を襲おうとする奴等は結構いるから気を付けろよ?」
僕は、言葉を失った。
男をそういうことで襲おうとする奴等がいるなんて…
あっ、それなら…
「水無月さ…先生や南先生なんかも狙われるかもしれないってこと…?」
「あぁ…まぁ、そうだな…
水無月先生って眼鏡かけてるけど、カッコイイ顔してるのは分かるし襲われるかもな?
南先生は……大丈夫だろ。
カッコイイってほどの顔じゃねぇからな?」
濱田くんは、笑って水無月さんたちのことを話した。
南さんにいたっては、バカにしてるように見える…



