BBB ~ 変人たちの集まり ~ 【完】


「いやいや、マジな話な…

お前みたいなヤツ、この学校じゃ食われるぞ?


顔が整ってるヤツは、周りから狙われる。

これ、覚えておけよ?」


「顔が整ってるヤツ…?

それに、この学校じゃ食われるって、どういうこと…?」


やっぱり、この学校は何かある…?


「あぁ、やっぱり分かんないか…

男子校って、女がいないだろ?
だから、男を相手に恋愛やヤる奴等もいるんだよ。


んで、お前なんかは顔がいい。

だから、お前を襲おうとする奴等は結構いるから気を付けろよ?」


僕は、言葉を失った。

男をそういうことで襲おうとする奴等がいるなんて…


あっ、それなら…


「水無月さ…先生や南先生なんかも狙われるかもしれないってこと…?」


「あぁ…まぁ、そうだな…

水無月先生って眼鏡かけてるけど、カッコイイ顔してるのは分かるし襲われるかもな?


南先生は……大丈夫だろ。

カッコイイってほどの顔じゃねぇからな?」


濱田くんは、笑って水無月さんたちのことを話した。

南さんにいたっては、バカにしてるように見える…