あっ、そっか…
俺らと別に、探偵とかいるもんな…
「あっ、その…
私に親切にしてくれた男性がいて…
その男性が、ここならすぐにでも解決してくれるよって言ってくれて…」
女の人は、照れたように顔を赤くして俺らに言ってきた。
「男性…?」
「爽やかで、少しバカっぽいけど…
そんなところがカッコイイというか…」
爽やかで、少しバカっぽいけど…カッコイイ…男…
「あの変人野郎か!」
俺が、その勧めてきた男が分かって大きな声を出したら、女の人はビクッとなって怖がっていた。
「あっ、すみません…」
「いえ…
じゃあ、明日楽しみにしています。」
女の人は、事務所から出ていった。



