BBB ~ 変人たちの集まり ~ 【完】


あっ、そっか…

俺らと別に、探偵とかいるもんな…


「あっ、その…

私に親切にしてくれた男性がいて…


その男性が、ここならすぐにでも解決してくれるよって言ってくれて…」


女の人は、照れたように顔を赤くして俺らに言ってきた。


「男性…?」


「爽やかで、少しバカっぽいけど…

そんなところがカッコイイというか…」


爽やかで、少しバカっぽいけど…カッコイイ…男…


「あの変人野郎か!」


俺が、その勧めてきた男が分かって大きな声を出したら、女の人はビクッとなって怖がっていた。


「あっ、すみません…」


「いえ…

じゃあ、明日楽しみにしています。」


女の人は、事務所から出ていった。