女の人は、一通り契約書を読むと、その契約書にサインなどをしていた。
「ありがとうございます。
それでは、明日までにその男性を見つけられると思うので。」
「えっ…!?
そんな早く見つけられるんですか!?」
まぁ、見つけるのは水無月だしな…
あいつにとったら、人捜しなんて簡単だろうな。
「はい。」
「ありがとうございます!
報酬は、これくらいでいいですか…?」
女の人が、封筒に入った万札を見せてきた
「あっ、見つけてからでいいですよ。
一応、お客さんに信用してもらってからお金を受け取ることになっているんで…」
へぇ…すげぇな…
今の暁くんの言葉で女の人の俺らに対する信用度は、上がったな…
「あの、本当にありがとうございますっ!」
「いえいえ。こちらこそ僕たちに依頼していただいて、ありがとうございます。」



