BBB ~ 変人たちの集まり ~ 【完】


俺は、暁くんの攻撃を逃げることしか出来なかった。


暁くん…

マジで、俺を殺そうとしてるっ…!


俺は、何度も暁くんに声をかけたが…

暁くんは、答えてくれない。


どうすれば…


俺は、この状況をなんとか出来ないかと考えていたら…

足が、倒れている男にぶつかりバランスを崩して倒れてしまった。


ヤバイ、やられるっ…!


俺は、目の前にいた暁くんにやられると思い目をつむったら…


「や…やめなさい、暁くんっ!」


水無月が、走ってきたみたいで息をきらせながら倉庫の中に声を響かせた。


「あっ? なんだよ、水無月。

邪魔すんじゃねぇよ。」


暁くんのナイフの先端が俺の首に少し刺さって、血が出た。


「その人は、私たちの新しい仲間です。

殺さないでください。」


「はぁ? こいつが、新しい仲間?」


暁くんは、確かめるように俺を見てきた。