「せっかく、あなたたちを、あまり傷つけずにいて差し上げようと思ったのに…
やはり、こんなことになってしまいましたか…」
何言ってんだ…水無月の奴…
「もう一度、お仲間に連絡してあげたらどうですか?
きっと、出ないと思いますよ?」
「はぁ? 何言ってやがる。」
「たぶん、あなたのお仲間は…
今頃、運がよければ、命は助かっていますよ。」
「…どういう意味だ」
何言ってるんだ、水無月…
ハッタリを言って、惑わせようという作戦か…?
男は、これ以上何も言わない水無月に、イラつき、さっきかけてきた仲間に電話をかけた。
だが、なかなか電話に出ないようだ。
「何をした」
「それは、私の口からは言えませんね」
男は、水無月に殴りかかろうとしたら…
水無月は、男に棒を肩にあて気絶した。
「おい、水無月…」
「南さん、早く暁くんたちのところに行ってください。
もしかしたら、七瀬さんや子供たちが危ないかもしれない。」
俺は、その水無月の言葉を聞いた瞬間…
暁くんたちのところに、すぐに向かった。
嫌な予感がする…
なんなんだ、この感じは…



