ちょうど、一週間経ったとき…
「男と接触出来たわ。
明日、男はアジトで仲間と会うつもりよ。」
七瀬が、写真に写っていた男と接触したと連絡してきた。
「そうですか、なら始めましょう。
暁くん、南さん、倉庫に乗り込みますよ!」
水無月が、俺と暁くんを見て言ってきた。
えっ…ちょっと、待って…
俺、見学じゃなかったのー!?
「暁くん。準備は、いいですか?」
「はい。」
えっ…ちょっと待てよ…!
「暁くんも連れて行く気か!?」
「…? そうですが、何か問題でも?」
水無月は、何を言い出してるんだって顔で俺を見てきた。
「暁くんは、まだ18なんだぞ!
そんな危ない場所に連れて行けるわけないだろっ!」
俺らは、もう大人だが…
暁くんは、まだ子供だ。
そんな子を危険な場所に連れて行けねぇだろ!



