BBB ~ 変人たちの集まり ~ 【完】


「うるさいですよっ!

ちょっとは、静かに出来ないんですかっ!


早く、準備に取り掛かってくださいっ!」


水無月が、俺らより大きな声を出してきた。


一番、お前が、うるせぇよ…


「あ、あのね…南さんっ!」


暁くんが、俺の服を引っ張り呼んできた。


うわぁ…

暁くんの上目遣い…少しドキッとする…!


暁くんは、俺よりも十センチくらい下だから暁くんは、俺を見上げるかたちになっていた。


「南さんは、初めてだから…

今回の仕事は、やめといて見学しといた方がいいと思う。


僕も、役割がまわってこない限り何もしないから…

その間、一緒にいましょう。」


まぁ、そうだな…

その方がいいかもな。


「じゃあ、一緒にいさせてもらおうかな?」


「はいっ!」


暁くんは、笑顔で俺に言った。


うん、やっぱり…

暁くんは、マジ天使!



そして、俺は暁くんと…

しばらく、一緒にいることになった。