「うるさいですよっ!
ちょっとは、静かに出来ないんですかっ!
早く、準備に取り掛かってくださいっ!」
水無月が、俺らより大きな声を出してきた。
一番、お前が、うるせぇよ…
「あ、あのね…南さんっ!」
暁くんが、俺の服を引っ張り呼んできた。
うわぁ…
暁くんの上目遣い…少しドキッとする…!
暁くんは、俺よりも十センチくらい下だから暁くんは、俺を見上げるかたちになっていた。
「南さんは、初めてだから…
今回の仕事は、やめといて見学しといた方がいいと思う。
僕も、役割がまわってこない限り何もしないから…
その間、一緒にいましょう。」
まぁ、そうだな…
その方がいいかもな。
「じゃあ、一緒にいさせてもらおうかな?」
「はいっ!」
暁くんは、笑顔で俺に言った。
うん、やっぱり…
暁くんは、マジ天使!
そして、俺は暁くんと…
しばらく、一緒にいることになった。



