「ごめんなさい…っ!
また、南さんを……」
「いいんだよ。
死んでないし…
それに、暁くん…
あの子、殺さなかったみたいだから……」
暁くんが殺そうとしていた子が…
七瀬とは違った美人さんと現れた。
「あなた、三日も寝ていたのよ。
翼くんの知り合いの女の子が、私たちを呼びに来なかったら死んでいたわよ。」
三日も……!?
それに、翼くんって……
「感謝するんだな。
天が予知して、あんたを助けたんだ。」
結城兄……!?
それに、結城兄の仲間まで……
あれ、この子…
「ケーキ屋でぶつかった子…だよね……?」
結城兄の仲間だったの……!?
「……ボスが…悲しむ……
あなたは……似ている……から……」
「天ちゃん。それは、ちょっと違うよ~
翼の弟くんが悲しむから、翼も悲しむんだよ~」
「南先生っ!マジ天ちゃんに感謝しろよ!」
「天ちゃんは、ええ子やからなぁ~!」
なんなんだ……
一体、どうなっているんだ……?



