「……さん!……みさんっ!南さん…っ!」
「……あ…暁くん…?」
俺が目を開けると…
暁くんが…よかった…と言って微笑んでいた。
「俺、なんか夢を見てた気が………」
「寝ぼけてんの?
まだ、夢の中気分?」
七瀬は、俺に毒づいてきたが…
顔は、涙を流したあとが残っていた。
「大丈夫ですか……?
まだ傷が塞がってないみたいなので、起き上がらないでくださいね。」
水無月……?
お前、隈酷いぞ…
寝てないのか……?
「お兄さーん!
無事 !? 大丈夫なの !?
心配させないでよ、もうー!」
結城……?
お前は、相変わらずウザイな…
あれ…?
でも、コイツ…
意識不明じゃなかったっけ……?
まぁ、大丈夫そうだし…いっか…



