「翔ちゃーん!
なんで、私のこと忘れたのー!
あんなに愛しあったのにー!」
「えっ…!?
俺とお姉さんは、付き合ってたんですか?」
七瀬さんの言葉に、翔は驚いた。
「………… ! !
そうだよっ!付き合ってたんだよっ!
ラブラブでいつも私に…
愛してるよ、弥生…ってキスしてくれたんだよっ!」
「……………そうだったんだ…
すみません。俺、そんなにお姉さんのこと愛してたのに、忘れてしまって…」
「いいよ、いいよ。
今から、前以上に愛してくれれば…!」
七瀬さん…
嘘は、言わないようにしてください…
暁くんも南さんも呆れていますよ。



