「どうしたの…?」
雨が止んだ…と思ったら、赤い傘をさした女の人が俺を傘の中に入れていた。
「大丈夫…?
私の家、この近くなんだけど…来る…?」
親切な人だ…
でも今は、一人になりたい。
それに…
「若いお姉さんの家に男の俺がお邪魔するのはダメだと思うんで…
親切にしていただいてありがとうございます。」
俺は、そのまま親切なお姉さんから離れようと思ったら…
「……ちょっと待って!
こんな雨の中、傘もささないのはダメだよ!
私の家、すぐそこだから…
傘、貸してあげる!」
お姉さんは、俺の腕を掴んで…
公園から出て、どこかに向かった。
「お、お姉さんっ!
俺、大丈夫だからっ…!」
お姉さんは、俺の言葉を無視して家に連れて行った。
本当にお姉さんの家は、近くですぐに着いた。



